サポート“ダイエット”チュービング
サポート“ダイエット”チュービングは、専用のチューブを身体に巻きエクササイズを行うことで、調和のとれた「しなやかな身体」を作ることを目的としています。
「しなやかな身体」とはどのような身体なのでしょうか?
それは、女性らしいプロポーションを持ち、思い通りに動く身体のことなのです。言い換えれば「しなやかな身体」とは筋肉と脂肪の最適なバランスで成り立っているのです。
ダイエットでは、一般的に「体重が減ればいい」と考えがちで極端な減食に走る傾向があります。このことで、上半身が貧相になり「下半身デブ」「ずんどう体型」になり易くなります。美しいプロポーションを作るためには、脂肪を減らすと同時に、筋肉をしっかり鍛えることが必要なのです。大切なのは「重さ」そのものではなく、身体の「質」を変えることなのです。
サポート“ダイエット”チュービングでは、ベーシックサポートを利用します。
ベーシックサポートを利用することで、「身体を大きく動かしながら、少しの負荷かける」ようにします。負荷としては物足りなく感じるかもしれませんが、ベーシックサポートは脂肪を燃焼させるために呼吸筋に対するアプローチを主としています
呼吸筋は、呼気時には内助間筋・内腹斜筋・腹横筋・腹直筋などを中心として働き、吸気時には横隔膜・胸鎖乳突筋・斜角筋・外肋間筋・外腹斜筋などが働きます。
サポートチュービングは、呼気筋に抵抗が加わり、吸気筋を補助するようになっています。女性は日常的に小さく浅い呼吸がクセになっている人が多く、腹部が慢性的に緊張しています。すると横隔膜が自由に下がれなくなり、呼吸力が低下してしまいます。
そこで、横隔膜を中心とした呼気筋を助け、十分に息を吸い込めるようにしたいのです。脂肪は酸素を多く取り込むことで燃焼します。呼吸力をアップすることで運動時だけでなく、安静時の基礎代謝も高められダイエットに効果的と言えます。
また、このエクササイズは軽い負荷ですが、各部位の筋肉を鍛え、締めることができるように作られています。筋肉を刺激することで、重力に従って垂れてきてしまう部位(特にヒップやバスト)をキープしていくことができます。
おうちで手軽にダイエットエクササイズを始めてみましょう。
慣れるまでは半分の回数からでも大丈夫です。お気に入りの音楽でも聴きながら、なるべくゆっくりとしたペースでしっかりとした動きを心がけてください!
- 腰をひねる。手を床から離さないこと。左右交互に20回
- 胃を見るように顔だけ上げる。上半身を起こさないこと!20回
- 足を宙に浮かせ、戻す。左右交互に20回
- 右のひじと左のひざ(左のひじと右のひざ)をつける。上げる足は床に平行になるように。交互に20回
- できるだけ深く曲げること。手の向きに注意!20回
- ひざ立ちで、右のひじと左のひざ(左のひじと右のひざ)をつける。交互に20回
- 右肩と右ひざ(左肩と左ひざ)を合わせるように真横に曲げる。交互に20回
- 横向きに。足を宙に浮かせ、戻す。左右20回ずつ
- 顔とひざが付くように。足を伸ばしたときは顔も上げる。左右20回ずつ
- 腕立て伏せ(ひざは床につけたままでOK!)。20回
- 足のつま先を見るように顔を後ろに向ける。左右交互に20回
- これ以上倒れられないというところまで後ろに。そこで5秒止める。足の指は立てるように。3回繰り返し
- 右手で左足のつま先(左手で右足のつま先)を触る。1回ずつ顔を上げて起き上がること!交互に20回
- 手を頭の後ろに組んで、右のひじと左のひざ(左のひじと右のひざ)をつける。交互に20回
- 手を頭の後ろに組んで、右のひじと右のひざ(左のひじと左のひざ)をつける。交互に20回
- 手を胸の位置に上げ、右の手のひらと右のひざ(左の手のひらと左のひざ)を合わせる。交互に20回
- 前後とび・横とび・ひし形とび
- 前後とび(前・後ろ・前・後ろ・・・)30回
- 横とび(右・左・右・左・・・)30回
- ひし形とび(前・右・後ろ・左・・・)50回
- 前後とび(前・後ろ・前・後ろ・・・)30回
* ここまででおよそ30分
- 国見麻衣(くにみ・まい)
- 湘南茅ヶ崎A.G.C.クラブ所属選手(神奈川県茅ヶ崎市)
- ◆エアロビック全日本選手権大会(スズキジャパンカップ)・女性シングル部門、第9位(2005年)、第8位(2006年)
- ◆全日本学生選手権大会・団体の部優勝(2002、2003、2004、2005年、四連覇)。個人の部・女性シングル部門準優勝(2005年)
- ◆全日本グループ選手権大会優勝(2003、2005年)
- ◆2006年エアロビック世界選手権大会(FIG World Championships in Aerobic Gymnastics)日本代表